スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

海外へ行きたくない夫との消極的ハワイ見聞録 ⑦ミニバン小旅行 東オアフへ

強東風や万物のひれ伏してをり   ひらり

IMG_2121480.jpg


つよごちやばんぶつのひれふしてをり


------------------------------------
写真俳句ブログ<強東風>より続いています
------------------------------------


海外へ行きたくない夫との消極的ハワイ見聞録
--------------------------------------------------
⑦ミニバン小旅行記  Ⅰ 東オアフへ
--------------------------------------------------


「あ、大阪からですね!TETSU です!よろしく~。」
私たちが挨拶しただけで大阪と言われたのが不思議で聞けば、ハワイへ来る前には大阪にも何年かいたそうな。
ローカルな話が通じるので夫はたちまち上機嫌となった。これは、ラッキー!

これからオアフ島のなかを案内してくれるというこのミニバン(6人乗り)の運転手さん。
一台チャーターして200ドル余り。特大のティッシュボックスにゴミ箱持参の体調の悪い私と海外旅行したくない夫には、この企画は有難かった。

日本生まれ日本育ちのハワイ三世というTETSUさんに、今回のハワイ旅行が最初で最後かも知れないことや、島の北側を見たいとか、本当はヒーリングスポットも行きたかったんだけど夫がね・・・なんて勝手気ままに話していると、彼は私のデジイチを見てすべてを察してくれたようだ。

「写真がお好きなんですね。ノースショアの前にちょっと遠回りになりますが、島の東、ラニカイビーチに行きましょう!波は穏やかで海の色が違うのです♪ ビーチは遠浅のさんご礁の砂でパウダー状態。いい写真が撮れますよ!」
通常の5時間コースにTETSUさんのアレンジをプラスして周っていただける事になった。

「あの家を見てください。なんかヘンだと思いませんか?」
ハイウェイを運転しながらTETSUさんはひっきりなしに話しかけてくれる。

「なんだろう・・・?」
「煙突があるでしょう。」
「そういえば・・・」
「いくつかあるので探してみてください!」

IMG_2111480.jpg


「あ、あった!」
「煙突の下には暖炉があるのです。ハワイに暖炉って可笑しいでしょう!」
「なるほど!」

「昔、白人(大金持ち)がハワイに住みだした頃、彼らのスタイルで家を建てたのが始まりなんです。そのうち、ハワイで暖炉が要らないことがわかり、それからは煙突のある家は滅多に建てないのですがね。ずいぶん少なくなりましたが、現存している煙突がある家はたいてい大きなお屋敷で、外国の領事館に使われていたりするのですよ」
「ほぉ~・・・」
「その昔、ハワイに棲みついた白人たちはサトウキビやパイナップルなどで潤った超裕福な人たちで、あるとき、本土へ連れて行かれた使用人たちが、本土で自分たちと同じように働いている白人を見て驚いたという話が残っていますよ。」
「それはケッサク!みんな同じ人間やのにね。」

「ハワイが私たちの知っている<憧れのハワイ>という観光地になったのはいつごろから?」
「ベトナム戦争以降ですかね。」
「ホノルルからこっち、道路とかがあまりにも古いなぁと思いましてね。」

「ハワイは、アメリカ合衆国の太平洋における重要な基地で、今でも島のあちこちに海軍や空軍の基地があります。それまでは特別な人だけの島だったんですがね。ベトナム戦争のときに、このハワイへ家族を呼んで兵士たちのメンタルな部分を癒したのですね。で、ハワイに来た兵士の家族たちはこの美しい自然をこれはいい!と、戦争が終わると猫も杓子も本土からハワイへ!と来るようになったんですよ。なので、ハワイが今のように普通にバカンスに来るようになったのはベトナム戦争以降ですね。ほかにも理由があるでしょうが、普通の人たちが来るようになったのはそれが一番大きな理由でしょう。」
なるほど解りやすい。

「ここも有名なので体験してきてください。」

IMG_2140480.jpg


案内されるがままに車を降りて進むと「風の名所」ヌアヌ・パリ(パリとは崖という意味とのこと)が現れた。

IMG_2146320.jpg


崖に到達する前から強風が舞い<鉄の木>というオーストラリア松がわっさわっさと風に任せて揺れている。

IMG_2113320.jpg


ヌアヌ・パリは、オアフ島の中心から東寄り、島の南北いっぱいに走るコオラウ山脈の途中にある断崖の上の展望台で垂直に切り立った崖の高さはおよそ900m。雄々しく厳しいオアフ最長のコオラウ山脈がここで途切れていて山間の谷風が行き来するので年中風が強いとか。ハワイの気温が高くなりすぎないために役だっているともいうらしい。

IMG_2129320.jpg


IMG_2132320.jpg


今は閉鎖されている古い街道入り口に立つと、息もできないくらいの強風で立っているのがやっと。
崖は細かい石が強風で崩れることがあり危険だとあった。

IMG_2117480.jpg


ハワイ島から上陸したカメハメハ大王がここでオアフ軍と戦い、ハワイ諸島の統一を成し遂げた歴史的なところでもあるらしい。負けたオアフ軍は全員この崖から突き落とされ、この崖の下からおびただしい頭蓋骨などの骨を発見された事実もあるとか。しかし、ここから飛び降り自殺を図った男性が強風に吹き戻され骨折だけで助かったという話もあるそうで、全員が死んだとは思えない。それほど、ここで受けた風は凄まじいものだった。

IMG_2136320.jpg


・・・つづく。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

最新記事
プロフィール

ルプママ

Author:ルプママ
オーダーキッチンの仕事で
日本全国駆け巡ります♪
そんなルプママの出張見聞録!
ぼちぼち楽しんで続けたいと思っています♪

********************
3LOW CONCEPT KITCHEN
有限会社 Le pur(ルプ)

http://www.lepur.com

********************

最新コメント
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。