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常山木の実

常山木の実


分かれ道右か左か常山木の実   ひらり

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わかれみちみぎかひだりかくさぎのみ


分かれ道右か左か常山木の実
わかれみちみぎかひだりかくさぎのみ
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(写真俳句ブログ<常山木の実>より続いています)
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大きなわらぶき屋根を持つこの立派な民家は赤城山南麓地方に多く見られる様式で、屋根裏を養蚕に利用するため採光と通風を目的として屋根の一部を切り欠いたものだそう。

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写真でも判るように屋根の中央が凹型になっているのがその特徴だと言う。明治初頭の創建で、すでに100年は優に過ぎているとか。

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養蚕農家に興味をもったのは前回の群馬行きで桑畑がすっかりなくなっていたことから、今はどうなっているんだろう?という単純なものだった。

そして、もうひとつ<NHKBS日曜日の深夜アニメ・蟲師>で茅葺民家の二階で天井からつぅ~・・・っと降りた絹糸の先の養蚕の繭や、山のクヌギの木にぶら下がっている薄い緑色をした山繭の話があり、深く印象に残っていたのだった。

あかねちゃんから教えてもらったのだが、蚕が繭を作る時期になると、体があめ色になりこの状態になると蚕が繭を作りやすくするために蔟 (まぶし)に移すことを上蔟(じょうぞく)というのだそうな。

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で、蔟 (まぶし)とは、熟蚕が繭を作る部屋ということで、昔は藁で編んで作ったとか。これがその蔟 (まぶし)!なんともコンテンポラリーで美しい!

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驚いたのは、カイコは家畜化された昆虫で、野生には生息しないのだそうな!それに、野生回帰能力を完全に失った家畜化動物で、ヒトによる管理なしでは生育することができないとか。自分で餌の桑の葉を探しに行くなんてことは絶対になく、ヒトから桑の葉をもらうまでただひたすら待つそうな。家畜なので一匹、二匹ではなく、一頭、二頭と数えるのも興味深い。

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繭を作る際も人工的枠に入れてやらないとうまく繭を作れず、成虫はヒトが近付いても逃げようともせず、逆にヒトの方に自ら近付いてくるという。一見、グロテスクなその形もそうして聞けば、なんとも可愛く感じるのも不思議だ。こっちは同じく蔟 (まぶし)だが、言わばマンションのようなもの。自分の部屋を見つけるためにのこのこ上り一枡に一頭入るらしい。私の聞きたかった山繭はカイコとは違う種でヤママユガという大きな野生の蛾。図鑑で説明を受けた。

繭は一本の糸からできていて、繭を丸ごと茹で、ほぐれてきた糸をより合わせ絹糸を手繰るらしい。1個の繭から約800~1,200m採れるというが、おそらく大変な作業だったろう。

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絹を取った後の蛹は熱で死んでいるが、鯉のえさや鶏・豚のえさとして利用。さなぎ粉と呼ばれる魚の釣り餌がカイコだったとは!人間さまも貴重なタンパク源として食用する例もあり、長野県や群馬県の一部では佃煮(どきょ)にして食用にしていたらしい。

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で、上の山盛りの白いのは私のコレクションの<まゆ玉>。これにはカイコは入っていない。下の五個の色付き繭は、この民家でいただいた。手でつまんで揺するとコロコロ音がする。サナギのミイラが入っているハズ。
夢中で話を聞いていた私たちだったが、桑畑を見ようといそいで民家をあとにした・・・。つづく。


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