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汗手拭

替襟にアランの工夫汗手拭    ひらり

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かええりにあらんのくふうあせてぬぐい


汗拭い
ハンカチーフ ハンカチ 汗拭き 汗手拭

汗を拭うための布で、昔は手拭を用いた。
現在では主としてハンカチーフを用いる。
ハンカチーフは木綿・麻・絹・ガーゼなどの素材があり
派手な柄や美しい模様を染め抜いたもの、縫い取りをしたものなど多様。

-合本 俳句歳時記 第三版 角川書店編より-



伊井塩梅さんの知人アラン・ウェストさんは、アメリカ人でありながら歴とした日本画家。
東京芸大・日本画科 加山又造氏に師事 同大学院修士課程卒業 という立派な経歴の持ち主で、京都の鍵屋で行われた個展では、光栄にもご本人とお会いしてお話までさせていただいた。
アメリカ人というのが不思議なくらいの日本的感覚の持ち主(もっとも、そうでなければあのような作品はうまれないであろう)で、普段着だと仰る作務衣にジーンズを組み合わせるという独自スタイルで現れた。

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その作務衣の襟には日本手拭がちらりと見え、聞くと日本手拭に襟芯を入れ、汗ばむと日に何度か交換するという。その案には私もなるほど!と納得。日本手拭には粋な柄も多く私もかなりのコレクターだと自称して止まないが、襟に沿わして汗取りにはしても、襟芯を入れて襟にすることまでは常識になかった。

ある年、京都の日本手拭専門店に行き襟にする柄を探していたら店員さんもなるほど!とその案に感心していたらしい。で、その翌年、同じ店に行くと、<襟元にも使えます!>とコピーが書かれていたとか!
大笑いしたエピソードであった。


替襟にアランの工夫汗手拭
かええりにあらんのくふうあせてぬぐい
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「加山又造さんに師事されているのですよ」
「えッ!加山又造さん?!」
見事な金屏風の前で私は驚いた声を発した。

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加山又造と言えば、私の思い入れの深い屏風絵の作品の数々が脳裏をかすめる。
まだ画廊を始める数年も前のこと、斬新な屏風の前で足を止めたことがあった。

それまでの屏風絵は、襖絵のように花鳥風月などを何双も続けて書く場合が多く、古い伝統的な手法が守られていた。そんな中、現代的な感覚でセンセーショナルな作風を表現した加山又造の屏風絵を見て、私は小気味よい感情を抱いたものだった。

その後、自身でも現代アートに傾向していった時期でもあったので、大沢昌介とともに加山又造のその印象は深く残っていた。尤も、憧れて見ていただけで、展覧会のチラシを大切に持っているくらいで作品はひとつも持っていないが、美術と言うのはそんな風に、心の中だけでも自分の人生を大きく変えることがあることを経験したのであった。

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アラン・ウェストさんがその加山又造の研究室で勉強をし、加山又造もまた、彼を大きく評価して期待していたと言う話を聞き、私は、この俳句ブログで伊井塩梅さんを通じてこうしてこの場に立っていることが不思議に思えて仕方なかった。

出会いとはいつ何時どんな形で現れるか知れないけれど、人生、捨てたものではないな・・・と、つくづく感じ入った京都の画廊での出来事であった。

・・・つづく。
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Author:ルプママ
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日本全国駆け巡ります♪
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有限会社 Le pur(ルプ)

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