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蜃気楼

蜃気楼ごとくに浮かぶ砂漠都市     ひらり

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しんきろうごとくにうかぶさばくとし



蜃気楼
海市 山市


空気の温度差による光の異常な屈折が引き起こす光学現象。
天気がよく、風の弱い日、海上や砂漠などに船舶・風景・人物などが空中に浮かんで見える。
富山県魚津海岸やオホーツク海沿岸が有名。
蜃は大蛤の義で、古人は海中の蛤が気を吐くと考え、この名が生じた。

-合本 俳句歳時記 第三版 角川書店編より-


管理されているとはいえ
皇居周辺の自然環境保護には心温まる風情がある

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草木一本一本でさえ
それらのあるがままに個性を引き出しているように思える
私のこの思い入れは
以前、皇居内見学の際に説明を受けたことも影響している

皇居の脇は東京砂漠都市
その勇壮なビル群でさえ
管理下におかれている自然環境といえど
それを通してみると
まるで蜃気楼のように見えた・・・


蜃気楼ごとくに浮かぶ砂漠都市
しんきろうごとくにうかぶさばくとし
*************************
「samさん、大丈夫? 終電車はもうないよね・・・」
「うん、もうない・・・」
「じゃぁ、私と雪ちゃんが一緒の部屋で寝るから、samさん、泊まる?」
「いい、いい、心配しなくていいよ、ここは庭だから!」
と、私たちを宿泊のホテルまで無事に届けてくれたsamさんは新宿の街に消えていった・・・。

『帰った?』
朝起きて一番、samさんにメールを入れたが返事がなかった。

いつものiqzさんの「いつまで寝てんねん」コールに、慌ててレストランに飛び込み、朝食バイキングのトレーを抱えて席を見渡すと、早朝からホテル周辺を散歩していたという雪ちゃんとiqzさんはすでに食事も終えかけていた。

「samさん、無事に帰ったかしら・・・」
「メールしたけど返事ないし・・・」
「そら、まだ寝てるわ!」
「そやね、心配することないよね、さぁ!今日はこれからどうする?」

私たちは午後に駒場の現場へ打ち合わせに行くが午前中はフリーだった。
別に急ぐ旅でもないという雪ちゃんに
「東京駅まで送っていくから、時間いっぱい、皇居でも観る?」
と提案。

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そそくさと車に乗り込み、朝の東京を走った。
平日だが、ラッシュとはタイムラグがあり案外スムースに走る。
沿道の桜は今にも咲きそうでラッキー!

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すると、長い土塀が見え始めた。
「あ!靖国神社!行ってみる?」
あまり乗り気ではないiqzさんを尻目に私たちはさっさと車を降りて境内に進む。

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気象庁が開花宣言をしてる靖国神社のソメイヨシノ。

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ここでも、ボタボタと花が落ちてしまっている。
「鳥さんだよね・・・」と雪ちゃんは言ったが、私はもっと深刻な何かがあるような気がしている。

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靖国是非論を考えるのをここでは避けるつもりだったが・・・避けようもない事実と遭遇した。大きな鳥居をくぐろうとしたときに青銅製と気がつき、見上げると「大阪砲兵工廠造」とあるのを見つけたのだ。

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明治20年(1887)というから、立憲政治・富国強兵・近代化へまっしぐら、まだ日清・日露戦争は勃発していない。その時代にすでに「大阪砲兵工廠」があったことに少々驚きを感じた。

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私の認識している「大阪砲兵工廠」はOBP(大阪ビジネスパーク)整備されるまで哀れな姿で焼け残っていた(8月14日午後約150機B-29の集中爆撃で工廠は80%以上の施設が破壊された)。

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広大な敷地の無残に焼けた鉄骨群とそして現存する化学分析場(化学試験場)跡地。最近まで自衛隊大阪地方連絡部に使われていたが、今は駐車場になっている。そのクラシックなレンガ造りは写真の被写体としてはケッコウなもので私は頻繁に写し馴染みのある場所。

そこで作られた、この高さ15m、幅10.4mのその大きな塊は、陸海軍当局が旧諸藩より提出された大砲を原料にし、当時の皇室が工事にあたり1万5千円(現在に換算していくらだろう・・・?)を与えたという。

伊勢神宮を初め、地元の氏神さんの鳥居には、日本古来の自然を敬い資源を無駄にしないカルチャーを垣間見て心より頭を下げてくぐることができるけれど、この権力の象徴的異物が歴史的な産物として大らかに捕らえられるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

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また、この異物をある種のイデオロギーとして利用されるなら、存在させる意味はひとつもないッ!

あ、ちょっと興奮してしまった・・・(^^ゞ

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さて、つかの間の見学コースもあたふたとすぎ

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雪ちゃんと東京駅でお別れ。

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お疲れさまでした~♪ また、機会があればご一緒しましょうねぇ~♪

あ、そうそう!
samさんからはこの後、「無事だよ!」とお返事があったことをお伝えしなければね。
どうやら、日中、爆睡状態であったようです!無理しないでねぇ~!笑! (完)

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日本全国駆け巡ります♪
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有限会社 Le pur(ルプ)

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